オーディオとクラシックのまとめ

 アムレック（Amulech）は、最大192kHz/24bitのデジタル入力に対応する単体DAコンバーター「AL192-CiOiDAC」を発売しました。価格は8,800円（税込）。

音声入力端子として、光デジタル入力と同軸デジタル入力を1系統ずつ備え、出力端子には、ステレオRCAジャックを1系統備装備しています。

外形寸法は43W×21H×73Dmm（突起部を除く）、質量は約50gと小型で軽量なのも特徴。付属品としてUSB用電源ケーブルを同梱し、PCのUSBポートからバスパワー動作が可能。

DAC ICにはシーラスロジック社の「CS4344」を採用。対応するデジタル入力信号フォーマットはリニアPCMのみ。対応サンプリング周波数は32/44.1/48/88.2/96/176.4/192kHzで、ビットレートは16/24bit。入力信号の強弱を検出してサウンドレベルLEDが点滅する仕様となっています。

各入力はスイッチで簡単に切り替えられるようになっています。

Amulech は、元ラステーム・システムズの三上忠道氏によるオーディオブランドです。第一弾発売はDSD再生にも対応したUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「AL-9628D 」（2.3万円）がありました。

AL-202Hという最大20W×2ch(4Ω)のスピーカー出力と最大110mW×2ch(32Ω)のヘッドフォン出力が可能な小型のデジタルパワーアンプもあります。本機と組んで使えば、ヘッドホンもスピーカーも楽しむことができます。

本機は国内メーカー品でこの価格としてはなかなかハイスペックで、便利だとは思います。バスパワーだけでなく、本体に5VDC入力端子もあるので、ACアダプター動作もできるのものと思われます。と思ったらACアダプターは付属しています。

機能や仕様としてはある程度オーディオをわかった人の安価なサブ機のような印象です。amazonでの実売価格がいきなり5000円台から始まっているので、実売価格でのコストパフォーマンスは高いと言えそうです。

今後はもっと凝った上位機も欲しいところです。あるいは、もう少し高いくらいでのUSB入力もついたDACも欲しいところです。

Amulechの製品一覧



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