ドスパラは上海問屋ブランドで、最大384kHz/32bitまでのPCMと、5.6MHzまでのDSDに対応するポータブルヘッドホンアンプ/DAC/DDCのDN-13552を、直販サイト価格19,999円(税込)で発売しました。
DACにはシーラスロジック「CS4392」を採用。オーディオコントローラーはBRAVO SA9227を装備。これにより、最大384kHz/32bitまでのPCMと、5.6MHzまでのDSDにネイティブ再生対応。DSDファイルの伝送はDoP方式。アシンクロナスモードとASIOドライバーにも対応。
出力端子は、ヘッドホン用の3.5mmステレオミニのほか、丸型光デジタル端子と3.5mmラインアウトの共用端子を装備。これにより、USB-DACやUSB-DDCとしても使用できます。
ヘッドホンの対応インピーダンスは16~300Ωで、最大出力は210mW(16Ω)、190mW(32Ω)。ボリュームはアナログ方式。
ドライバー「BRAVO-HD Audio CPL」と再生ソフト「jriver media center 20」を付属。
接続対応機器は、PCとAndroid端末。PCはWindows Vista以降、Android端末はAndroid 4.4以降に対応。
2200mA/hのリチウム・ポリマー・バッテリーを内蔵。2時間の充電で、ヘッドホン使用時は24時間、USB-DACとしては4時間の使用が可能となっています。
本体サイズは約111W×60H×15Dmmで、質量は約158g。
さて、いつものとおり、中国系メーカー製品を上海問屋の型番をつけて売っていますので、元のメーカーや型番があります。SYBASONICのUDHA-1というのが本来のメーカーと型番です。
本国のサイトを見ると、Apple・iOS端末ともカメラコネクションキット経由で接続可能となっています(保証はできません)。
SYBASONIC製品はこれまでにも上海問屋の製品に採用され、DSD対応ながら国内販売価格が最低クラスの製品をいくつか出しています。
:上海問屋:USB-DAC
本機もポータブル対応でDSD5.6MH対応の国内販売向け機種としてはおそらく最低ランクの価格と思われます。
SYBASONIC製品の評判はこれまでも上々ですので、ハイスペック音源をできるだけ安価に、しかもポータブル環境対応で楽しみたい人にはおすすめできそうな機種です。