オーディオとクラシックのまとめ

オーディオ全般と、クラシック音楽についてのまとめ。製品、音源情報、ニュースがわかるサイトを目指します。ハイレゾなどのトレンドも。


アンプ

ESOTERIC F-07  2016年07月24日

Amulech AL-502H  2016年07月04日

Deff Sound DDA-AMP1  2016年04月10日

LUXMAN L-85V  2016年01月03日

LUXMAN MQ-300  2015年09月29日

S.M.S.L Q5  2015年07月02日

Technics SU-A808  2014年12月15日

QUAD 606  2014年10月26日

TRIO KA-8004  2014年10月24日

Jeff Rowland Synergy  2014年10月22日

Accuphase E-470  2014年10月21日

Olasonic NANO-UA1a  2014年10月20日

YAMAHA RX-V775  2014年10月16日

LINN MAJIK DS-I  2014年10月11日

Pioneer XC-HM82-S  2014年10月06日

ESOTERIC F-07


エソテリックは、プリメインアンプ「F-07」を2016年7月20日発売。価格は550,000円(税抜)。

フラグシップモデル「Grandioso」シリーズからアナログ増幅回路をはじめ様々な技術を継承したというプリメインアンプ。エソテリックは本機のほかに「F-03A」と「F-05」という上位機をすでに発売していたので、それら2機種の弟機にもなります。

上位機同様、高い機能性と、まるでアキュフェーズのようなオプションスロット方式の拡張性も特徴。出力は100W+100W(8Ω)。

プリアンプ部は、フルバランス構成のプリアンプを採用。プリアンプからパワーアンプ最終段までの全段でL/R独立のデュアルモノラル構成を採用。パワーアンプについても前段(入力段)をバランス化。

2パラレル・プッシュプル・3段ダーリントン構成を採用。素子には、連続動作15A、瞬間動作30Aという電流供給能力を持つバイポーラトランジスターを採用。ドライブ段2段目から最終段への出力インピーダンスを下げる独自のLIDSC回路も採用することで、スピーカー駆動能力さらに高めたとしています。

電源部には633VAの大型カスタムEI電源トランスを採用。ブロックコンデンサーもチャンネルあたり10,000μF×4本のデュアルモノ構成。

ボリュームは、バランス構成とデュアルモノを両立させる独自の「ESOTERIC-QVCS(Quad Volume Control System)」方式を採用。独立させた合計4回路のラダー抵抗切替型ボリュームを、電子制御で一括コントロールする高精度ボリュームです。これもラックスやアキュフェーズの高精度ボリュームに似たものでしょう。精度と音質は期待できます。

L/R独立電源・独立回路のデュアルモノ・フォノイコライザー(MM/MC)、ハイインピーダンス・ヘッドホンの駆動も可能なヘッドホンアンプも内蔵。2バンド(TREBLE/BASS)のトーンコントロールを搭載。プリ、パワー分離使用可能。

アナログ入力端子はXLRを1系統、RCAを5系統搭載。パワーアンプ入力(XLR)、プリ出力(RCA)も備えます。スピーカーターミナル(スクリュー式)は2系統を搭載。

上位機同様、バランス回路へのこだわりと、低インピーダンス化への注力が目につきます。このあたりもアキュフェーズの影響を受けているような。

機能、回路はアキュフェーズの影響を感じさせますが、デザインはそうでもありません。というか、結構な価格のアンプだというのに、あまりデザイン面では凝っていないようにさえ見えます。

何だか間延びしたような雰囲気で垢抜けない印象。しかもどこかで見たような気がします。何に似ているのかと思ったら、デノンのAVアンプの上級機に似ていると指摘している人がいました。言われてみればそんな感じです。

2chのエソテリック専門スレでも、デザインがダサいと早速言われているようです…。内容的には悪くないように受け止められているようですが、価格が高すぎるという人も。

オプションでDAC入力を装備すれば、コストパフォーマンスは向上すると思いますが、そういう意図でこのクラスのアンプを買う人がどれくらいいるかも疑問です。

基本的にエソテリックのSACDプレーヤー/DACのK-07Xとのペアを想定しているのでしょうから、オプションが不要な人のほうが多そうです。K-07Xのユーザーは少なくないでしょうが、本機をアンプに選ぶ人はどれくらいいるのでしょう。

Amulech AL-502H

Amulech_AL-502H
Amulech(アムレック)は、コンパクトなデジタルアンプ「AL-502H」を7月1日より発売しました。価格は29,700円(税込み)。

MAXIM製のD級パワーアンプ「MAX98400A」をBTLモノラルパワーアンプを2個搭載したデュアル構成を採用したD級ステレオアンプ。電源はACアダプター方式。

外形寸法は120×107×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約270gとコンパクトで軽量ながら、出力50W×2ch(4Ω)/25W×2ch(8Ω)の大パワーが魅力。TIの電子ボリューム「PGA2311」を搭載しているため小音量時のギャングエラーがないのもポイントです。

入力端子はステレオライン入力(RCA)×1とシンプル。一方、ヘッドホンアンプにMAXIM「MAX13331」を搭載し、本格的なヘッドホンアンプとして使えるのも特徴です。対応ヘッドホンインピーダンスは16Ω~200Ω。ヘッドホン出力は標準ジャックです。

ラステーム以来、固定ファンがしっかりついているアムレック。AL-9628Dの内容と価格で新しいファンもついているようです。本機も同社の技術力とコストパフォーマンスを感じさせますが、デスクトップPCオーディオ用としてはこんなに出力が必要でしょうか?もう少し出力を下げて価格も下げるなどすればもっとよいように思います。

それよりもAL-9628Dより少し高い程度でDSD128とPCM32/384に対応するくらいのスペックのUSB-DACを出してほしいです。AL-38432DSがありますが、それよりも少し安価にということです。そうでないならUSB-DAC内蔵アンプでもいいです。出たら買いたいと思っているのですが。

Deff Sound DDA-AMP1


オンキヨーは、Deff Soundブランドのコンパクトなプリメインアンプ「DDA-AMP1」を3月下旬より発売しています。

オープン価格で実売6万円程度。

最大出力35W×2ch(4Ω)、定格出力25W×2ch(同)のD級アンプ。パワーアンプにはTI製「TPA3116D2」を搭載。幅110mmという小型筐体も特徴。筐体はアルミブロックからの削り出しで厚さは3.5mm。質感のよさを演出しています。

入力はアナログ2系統(RCA×1/ステレオミニ×1)と、最近のアンプにしては割り切っています。ポータブルプレーヤーやスマホなどを充電しながら再生できるUSB端子を背面に装備しますがUSBでの音声入力はできません。

電解コンデンサ-とフィルムコンデンサ-は、電源部を中心にニチコン製、ボリュームにはアルプス電気製を採用するなど部品の品質にはこだわっています。

ヒートシンクがフロントパネル上部に露出しているのをデザイン的な特徴にするなど、デザイン性と機能性を両立したスタイリッシュさも持ち合わせます。

周波数特性は5Hz~45kHz、SN比は100dB、適応インピーダンスは4~8Ω。外形寸法は110×108×72mm(幅×奥行き×高さ)、専用ACアダプタを含む重量は約1kg。

豊富な入出力とか、ハイレゾ対応などと書いているニュースサイトも見られます。まるでUSB入力できるハイレゾ対応アンプのように思えますが、上記のようにシンプルです。ハイレゾ対応というのは、周波数特性の意味でしょう。給電用のUSB端子があるのはかえってまぎらわしいです。

2016年iFデザイン賞も受賞しているデザインのよさは売りですが、このメーカーを知っていてアンプを買うようなユーザーにはあまり関係ないような…。

iFデザイン賞はたしかに、デザインの世界では大きな賞ですので、デザイン家電を重視するユーザーが買ってくれるでしょうか?

オーディオ機器として、最近の業界の印象では、この内容でこの価格は正直、高いと思いますが…。自社だけでなく、TEACやらパイオニアの販売の面倒も見なければならないオンキヨーが売るというのも何だかよくわかりません。Deff Soundじたいは他にいい製品もあるので、抱き合わせで仕方ない?

上海問屋あたりで数分の一の価格の似た製品が出そうな感じもします。

LUXMAN L-85V


オーディオ過去機種情報 LUXMAN L-85V(プリメインアンプ) 価格:¥115,000(税別) 発売1975年

プリアンプC-1000や パワーアンプM-6000で培った回路技術や機構を投入することで完成度を高めたというプリメインアンプ。

同時期に発売された上位に当たるL-309V(14.8万円)とは大分フロントパネルのデザインが異なりますが、中味はあまり違わないようです。出力にいたっては8Ωで80Wと同一です。全高調波歪率は違いますが…。

LUX方式NF型湾曲点周波数切換付というタイプのトーンコントロールなど機能は豊富。ボタン・スイッチもいっぱいありますし。

同じ会社から同時期に出たアンプでなかみも近いのにフロントパネルをここまで変えるほど、当時はそういう違いが重要だったということでしょうか?どうも本機のほうがデザインは不評だったようです。

ヤフオク中古価格は動作可能品で4万円程度。L-309Vも同程度です。


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LUXMAN MQ-300

ラックスマンは、真空管式ステレオパワーアンプ「MQ-300」を10月下旬より発売。価格は1,600,000円(税抜)。

直熱三極管TA-300Bを搭載した真空管式ステレオパワーアンプ。出力管には信頼性の高い高槻電器工業製のTA-300Bを採用。

無帰還のシングル構成で出力は8W+8W(4、8、16Ω)。回路は、6SN7GTB真空管によるパラレル接続2段増幅による電圧増幅ブロックと、同社オリジナルのオイルコンデンサーにより結合されたTA-300Bシングルのパワーブロックという構成。バイアス回路は、温度や電圧変動による特性変化の少ない自己バイアス方式を採用。

1984年に発売された真空管モノラルパワーアンプ「MB-300」の外観デザインをモチーフにしたというデザインも特徴。トランスケースや銘板、ピアノ塗装仕上げのウォールナット木枠などをあしらうなど、見ても美しい真空管アンプになっています。

見た目はノスタルジックですが、電源ケーブルは、着脱式で、ノンツイスト構造の3.5mm2高純度OFC線と金メッキ仕上げのプラグを採用した同社「JPA-15000」が付属するなど、現代的な装備になっています。

外形寸法は460W×237H×340Dmm、質量は29.0g。

引用元: ・Luxman総合スレッド 38台目

http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/pav/1439641436/続きを読む

S.M.S.L Q5

(株)ファストは、中国のオーディオメーカーS.M.S.L (Shuang Mu San Lin)(深圳市双木三林电子有限公司)社製のハイレゾ対応USB-DAC内蔵プリメインアンプ「Q5」を7月3日より発売。価格は16,800円前後。

「Q5」は、アナログ入力の他に光デジタル、同軸デジタル、PCと接続するUSB端子の合計4系統の入力端子を装備した小型プリメインアンプ。デジタルアンプICはSTMicroelectronicsのSTA350BW。

光デジタル及び同軸デジタル入力は44.1~192kHz/24bitの再生対応、 USB接続は96kHz/24bitの再生に対応。いわゆるハイレゾ対応です。

スピーカー対応インピーダンス幅は4Ω~8Ωで、最大出力は8Ω時で50W+50W、4Ω時で35W+35W。

出力はスピーカー端子1系統で、スクリュー式スピーカー端子(バナナプラグ対応)を採用。リモコン装備。LED付きで、アンプの状態が一目でわかります。

スペック、機能はもちろん、リモコン、LED表示つき、外観の品位感で、国内で購入&サポート環境が整った上でこの価格(これまでも1万円くらいで買えたようですが)。魅力的だと思います。

●接続端子:アナログ入力×1、光デジタル入力×1、同軸デジタル入力×1、USB入力×1、スピーカー出力×1 ●インピーダンス:4~8Ω ●ダイナミックレンジ:102dB ●周波数特性:20Hz~20kHz ●S/N比:81dB
●最大出力:50W+50W(8Ω)、35W+35W(4Ω)
●外形寸法:137W×33H×103Dmm ●質量:約400g(ケーブル類含まず)
:S.M.S.L

Technics SU-A808

オーディオ過去機種情報。価格:¥74,800 発売1999年

パワーMOS-FETを採用したテクニクス独自のMOSクラスAA回路が特徴。クラスAA出力段のA級動作電圧制御アンプにあらたにMOS-FETを採用したもの。電流増幅アンプにはバイポーラトランジスターを採用。

電源部にはバッテリー駆動電源と同等の動作能力を獲得したというバーチャルバッテリーオペレーション回路を搭載。電源トランスにはコア断面形状が円形のRコア電源トランスを採用。

電解コンデンサーには竹混抄セパレーターを用いた電解コンデンサーの新バージョンTAKEII電解コンデンサーを採用。

増幅回路に独自のローノイズアンプVGCA(Variable Gain Control Amplifier)を採用しているのも特徴。可変ゲインで実使用時のSN比を高めるものです。

この機種のあと、テクニクスは単体のオーディオ用プリメインアンプを出さなくなり、その後はパナソニックブランドでAVアンプを出すなどしていました。

1999年にはテクニクスはDVDオーディオプレーヤーを出すなど、高品位音源に意欲的だったのですが、DVDオーディオが失敗したことからテクニクスがピュアオーディオと疎遠になってしまったようです。SACDはそこそこ生き残って、今日のハイレゾの動きを作ったのですが、テクニクスは頑なにSACDに与しなかったことも関係あるようです。

しかし、ハイレゾブームに乗ってテクニクスは復活。プリメインアンプSU-C700も登場。じつに15年ぶりです。内容はすっかり変わって、PWMデジタルアンプにDAC内蔵。AVアンプで細々続けていた部分を生かした感じです。

逆に、バーチャルバッテリーオペレーションやMOSクラスAAはなくなっています。竹コンデンサーも。

アナログアンプ時代のテクニクスが懐かしい人に本機はおすすめでしょう。続きを読む

QUAD 606


オーディオ過去機種情報 価格:222,000(税別) 発売1986年

よりコンパクトで小出力の下位機・306と同時に登場したステレオ・パワーアンプ。405-2の上位機にも相当します。

405-2の100Wから130W(8Ω)にパワーアップ。そのぶん重量や大きさはやや増加しています。また、フロントパネルのデザインもヒートシンクのフロントから、シンプルなフェイスに。コンパクトなのにハイパワーという特徴のある機種。QUAD得意のカレントダンピング回路採用は継承。普通のRCA入力で使いやすいです。

発売当時はプリは33や44後期型などが想定されましたが、今なら66なども使えそうです。スピーカーも同社の静電型や英国系など。

1993年には改良された後継機・606Aが登場。

ヤフオクでは3-4万円程度で買えるようです。

ヤフオクから。
35,500 円 5件 14年5月31日 完動品。 付属品は画像にある分です。 ・アンプ本体 ・電源ケーブル 2ヶ月ほど前に中古で購入。 購入時にいただいた動作チェック表もお付けいたします。 非喫煙環境で使用。続きを読む

TRIO KA-8004

オーディオ過去機種情報 TRIO KA-8004(プリメインアンプ) 価格:¥ 発売1973年トリオ(現JVCケンウッド)によるプリメインアンプ。なんと昭和40年代の製品ながら、現在でも1万円以上程度の価格でヤフオク取引されています。

パワーアンプ部には全段直結回路を採用。出力段にはPNP-NPNのダーリントン方式を使った純コンプリメンタリー回路を採用。電源にはシールドケース入りのEI型を採用。イコライザーアンプには、ローノイズPNPトランジスタを使用した差動アンプを初段に採用した、PNP-PNP-NPNの3段直結イコライザー回路を搭載。ターンオーバー切り替えつきのトーンコントロールには、NFB切換型トーンコントロールを採用。ラウドネス装備。ローカット、ハイカット機能。

CDなどなく、ソースはフォノメインの時代のものだけに、フォノに関連した機能が豊富。

もちろん、ライン入力もあるので、ハイレゾ音源の再生も可能。昭和40年代のアンプでハイレゾを鳴らしたらどんな感じで鳴るのでしょうか。

ヤフオクから。2014年
13,500円  27件     '14年3月9日 動作確認では問題ありませんでしたがLOUDNESSのスイッチが取れています。その他経年使用の疵や汚れはありますので写真で確認して下さい。
ただしあくまでUSEDですので細かい動作、外観は保証はできかねます。続きを読む

Jeff Rowland Synergy

オーディオ過去機種情報。Jeff Rowland Synergy(プリアンプ)価格¥1,150,000(税別)発売1996年

コヒレンスの弟機として登場。コヒレンスが完全なフルバランスアンプに対してシナジーはアンバランスアンプ、また、トランスは、シナジーでは出力トランスが省かれ、入力トランスのみとなっています。コヒレンスのバッテリー電源とも違います。

基板を小型化することで短距離シグナルパスを実現、外部からの影響を低減。高品質インプットトランス、プリアンプ回路は表面実装パーツを多岐にわたって使用、新開発のクリスタルセミコンダクターによる上位機・コヒレンスと全く同一のリニアリティに優れたボリュームコントロールを搭載するなどよりシンプルで集積化する方向に向かうなど、グレードの違いというよりコンセプトの違いが大きいようです。

実際、本機を評価する人も多いようです。

シナジーは2000年代に2や2iといった改良後継機が続き、また別の小型、高性能のプリアンプカプリシリーズも出てくるので、このブランドの後の小型プリアンプの流れを作った契機になった機種でもあります。続きを読む

Accuphase E-470

accuphase_E-470_P
アキュフェーズ(株)は、プリメインアンプ新モデル「E-470」を11月中旬に発売すると発表しました。価格は500,000円(税抜)。同社AB級プリメインアンプの最高グレードに当たる機種です。続きを読む

Olasonic NANO-UA1a

東和電子は、OLASONICブランドからDSD再生にも対応したUSB-DAC内蔵プリメインアンプ「NANO-UA1a」を11月下旬より発売すると発表しました。価格は80,000円(税別)。続きを読む

YAMAHA RX-V775


オーディオ過去機種情報 YAMAHA RX-V775 価格:¥88,000(税別) 発売2013年

ネットワークプレーヤー機能を備え、AirPlayにも対応した7.1ch AVアンプ。映像は1080/30pまで対応。ドルビーTrueHDやDTS-HD Master AudioなどのHDオーディオのデコードが可能。「シネマDSP」もHDオーディオに対応。

定格出力95W/ch(20Hz~20kHz/2ch駆動/6Ω)、130W/ch(1kHz/1ch駆動/6Ω)の出力。

HDMIは6入力(前面1系統がMHL入力兼用)、2出力装備。4K映像のパススルーや、HD/SD映像を4K相当に変換するアップスケーリングする機能も搭載。

先代モデル「RX-V773」からは、電源回路や内部基板のレイアウト変更、DACの刷新などで高音質化を図っているほか、MHL対応のHDMI端子を前面に備えるなど、スマートフォン対応も強化。さらに、ネットワークオーディオ機能は新たに24bit/192kHzのFLAC/WAV再生に対応。また、「Zone 2」機能も備えるなどの改良。

AirPlayにも対応し、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスや、PCのiTunesから、ワイヤレスで音楽再生が可能。

DAC自体も、従来採用していた8ch用のバーブラウン「PCM1681」から、2ch用の「PCM5101」×5個構成に変更。ここもグレードアップと言えるでしょう。

視聴環境最適化システムの「YPAO」は、高精度な「YPAO-R.S.C.」(Reflected Sound Control)を搭載。これもアルゴリズムを先代より向上させたとしています。

別売のBluetoothレシーバ「YBA-11」(8,400円)との接続にも対応。同軸デジタル接続なので、本機専用というわけでもありませんが。

2014年の7月7日に、後継機のRX-V777が発売され、旧機種になりました。おもな違いは、4K/60p映像の入力に対応、YPAO Volume、Wi-Fi接続/Wireles Directといったところ。これを大幅な機能強化とみるか、そうでもなかったと見るかは、ユーザーによる主観が大きいかとは思いますが、こと、オーディオアンプ/ネットワークオーディオプレーヤーとしてはそれほどの違いとは思えない、というのが個人的見解。DSDに対応しなかったのもその要因です。

よって、オーディオアンプ/ネットワークオーディオプレーヤーとしても使いたい人は、RX-V777新品を買うより、RX-V775を在庫や中古で買うのもいいと思います。
続きを読む

LINN MAJIK DS-I


オーディオ過去機種紹介 LINN MAJIK DS(ネットワークオーディオプレーヤー/プリメインアンプ) ¥480,000(税抜) 発売2009年

ネットワークオーディオプレーヤーにプリメインアンプ機能を内蔵した機種。

先に発売されていた、MAJIK DSに、プリメインアンプ機能を足したかのようにとらえられそうですが、そんな安直なものではなく、デジタル・アナログ・フォノ入力、ヘッドホン出力も追加されているので、かなり機能は追加されています。単体DAC、ヘッドホンアンプ機能も追加された、ということです。

プレーヤー部のクオリティは「MAJIK DS」と同等。最高192kHz/24ビットのFLAC/Apple Lossless/WAV/AIFF/AAC/MP3データをネットワーク経由で再生可能。

アンプ部は100W+100Wの同社のChakra technology技術採用アンプで、「MAJIK 2100」のものとほぼ同様とされています。電源部は「Dynamik power supply」技術採用。これにより、薄型ボディにこれだけのアンプを内蔵できているわけです。

デジタル入力は光デジタル3系統/同軸デジタル3系統、デジタル出力は光デジタル1系統/同軸デジタル1系統。RCAアナログ入力は4系統で、うち1系統はMM対応のPHONO入力。また、プリアウト/ラインアウトもそれぞれ1系統を装備。非常に充実しています。

さらにモデルチェンジされた機種、MAJIK DSMも出ましたが、基本的にはHDMI入力の追加が違います。続きを読む

Pioneer XC-HM82-S

パイオニアは、ネットワークプレーヤー機能を搭載したCDレシーバー「XC-HM82-S」を10月下旬に発売すると発表しました。オープン価格で48,000円前後での販売が予想。IFA2014で海外で先行して展示されていたモデルが日本国内正式発表された形です。続きを読む
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