オーディオとクラシックのまとめ

オーディオ全般と、クラシック音楽についてのまとめ。製品、音源情報、ニュースがわかるサイトを目指します。ハイレゾなどのトレンドも。


イヤホン

上海問屋 DN-914018  2016年09月19日

DUNU DN-2002  2016年05月02日

Westone AM PRO 20  2016年04月30日

上海問屋 DN-12877  2015年06月25日

上海問屋 DN-12900  2015年05月20日

Wavelet Design OPUS1  2015年05月07日

SONY XBA-A3  2014年09月25日

SONY XBA-Z5  2014年09月12日

SONY XBA-100  2014年09月09日

SENNHEISER MOMENTUM In-Ear  2014年09月07日

eme audio H-300  2014年07月27日

YAMAHA EPH-M200  2014年07月17日

Klipsch X10  2014年07月15日

KOSS Sparkplug  2014年07月13日

TTPOD T1   2014年06月24日

上海問屋 DN-914018

ドスパラは上海問屋ブランドのカナル型イヤホン・DN-914018を1,999円(税込)で販売開始しました。

5Hz~40kHzとハイレゾ対応条件を満たす周波数帯域再生に対応しながらの価格であるのが最大の売り。

7mm径のダイナミック型ドライバーを搭載。再生周波数帯域は5Hz~40kHzで、最大入力が5mW、感度は96dB/1mW、インピーダンスが16Ω。

ケーブル長は約1.2mで、端子部は3.5mm 3極を採用。S/M/Lサイズのイヤーピースなどが付属します。

国内で普通に販売されているイヤホンとして最安価のハイレゾ対応イヤホンであろうと思われます。上海問屋はこうした低価格品を得意にしているので、そう驚くことでもないでしょう。むしろ、やっと出た、というくらい。

ちなみに、ヘッドホンでハイレゾ対応相当の40kHzの最安価を上海問屋が狙うのは難しいかもしれません。というのも、ヘッドホンのほうはすでに大メーカーのパイオニアが、SE-M521で実現しています。SE-M521はなんと実売1200円程度!ひとつ上位で低価格帯ヘッドホンの定番機種であるSE-M531でさえ1800円程度です。ソニーでさえ成し遂げていない偉業?です。

ですから、上海問屋がヘッドホンで最安価のハイレゾ対応機を狙うとなると、1000円ぽっきり当たりを狙うしかないわけです。そこまでして最安価の称号を取る必要はなさそうです。肝心の音質が置き去りになりそうです。

本機、DN-914018もそれほど注目されていないようです。なにしろ、低価格ハイレゾイヤホンも、エレコムのEHP-CH1000が3000円で売られています。元は1万円くらいでしたので、音質的にまず問題はありません。



安さでハイレゾ云々で勝負するのは難しそうです。

DUNU DN-2002



 サウンドアースは、DUNUブランドの新フラグシップイヤホン「DN-2002」を4月25日に発売しました。価格は49,800円(税込)。

ダイナミックドライバーとBA(バランスドアーマチュア)ドライバーを各2基ずつ搭載したハイブリッドタイプのカナル型イヤホン。再生周波数帯域は10Hz~40kHzをサポートするハイレゾ対応機であることも大きな特徴です。

ダイナミックドライバーの口径は10mmで、チタニウム製ダイアフラムを採用。

感度は106±2dB、インピーダンスは10Ω、プラグ形状は3.5mmステレオミニ、ケーブル長は1.2mで、質量は24g。

ケーブルは着脱式で、リケーブルにも対応。

いまや複数ドライバーをふんだんに使用したハイブリッドイヤホンは当たり前。以前はハイブリッドイヤホンの価格破壊で有名だったDUNUも、よりコストパフォーマンスを訴求するメーカーの登場で、価格面での存在感は薄れています。また、本機の価格を見てもわかるように、もはや安価なことを売りにする印象でもありません。

また、ハイブリッドタイプイヤホンも、ハイレゾ対応も当たり前。さらにリケーブルも、という現代の要請も満たしています。

本機はハイブリッド型としては珍しいダイナミックドライバーとBAドライバーを各2基ずつ搭載する変則的な構成であることは、他との差別化ポイントになるでしょうか。

新フラグシップイヤホンと銘打っている本機ですが、今後のDUNUは、1ダイナミック+3 BAドライバーの「DK-3001」1ダイナック+4 BAドライバーの「DK-4001」が控えており、おそらくより高額なモデルになります。

DUNUももはや中堅メーカーとして確立されたと言っていいようです。

Westone AM PRO 20

westone_AMPRO20
Westoneは「春のヘッドフォン祭り2016」において、ユニバーサルイヤホンの新モデル・AM PRO 20などAM PROシリーズ3機種を発売しました。

AM PROシリーズの特徴は、「アンビエント機能」を搭載していることです。

「アンビエント機能」は、ミュージシャンがステージモニターなどでイヤホン(インイヤーモニター)を使用する場合に重宝される機能です。

密閉型のインイヤーモニターでミュージシャンがモニターすると、自分の声や楽器の音をモニターを通して聴くことになるので耳が詰まったように感じ、違和感を感じやすくなります。

そこで、ハウジングに穴をあけて、使用する際に外の音が聞こえるようにし、その違和感を和らげる機能のことです。

「アンビエント機能」を搭載するAM PROシリーズは、ミュージシャンのステージモニターなどのプロ用途に向けた製品となっています。

それでも、一般ユーザーの音楽鑑賞用にも向いているのではないでしょうか。一般的なIEMは密閉度が高い分、音に集中できますが、クラシック音楽でのホール録音の場合、空間性が狭く感じられることがあります。

そのようなIEMの欠点を「アンビエント機能」が緩和してくれるのではないかともヘッドホンにおける密閉型と開放型の違いのようなものです。

その反面、IEMのメリットである遮音性の高さと外部への音漏れの少なさも犠牲にはなります。外での騒々しいところでの使用には向かないかもしれません。

屋内でもIEMを使用する、クラシックでの空間性を重視したい人には注目ではないでしょうか。

AM PROシリーズは、すべてBA型ドライバーを使用。機種によりドライバー数が異なっており、AM PRO 30は3基、AM PRO 20は2基、AM PRO 10は1基となっています。

本体はリケーブルに対応しており、プラグ部はMMCXコネクターを採用。

価格と発売日はまだ未定ですが、近日発表の見込みです。

似たようなイヤホンが多いなか、AM PROシリーズは一味違う切り口でアピールできそうです。

上海問屋 DN-12877

ドスパラは、上海問屋ブランドで安価なカナル型イヤホン「DN-12877」を直販サイトなどで販売開始しました。価格は1,299円(税込)。

例によって?安価ながらも、IPX8対応という高い防水性能を備えた耳かけタイプのカナル型イヤホン。

汗や雨に強いため、ジョギングなどのスポーツにも適しているとのこと。また、耳かけ部分の芯材は曲げたり伸ばしたりと、好みの形に変えることが可能でしっかりフィットするため、外れにくくなっていることもアウトドアでの運動向き。

ドライバーサイズはダイナミック型のφ9mm。インピーダンスは16Ω。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。質量は約15g。カラーはブラックと一部シルバーが入ったシルバーの2色。交換用イヤーチップが付属。

一般に需要は多そうな、なかなか良い製品だと思いますが、そういう一般ユーザーが上海問屋でこれを見つけて買うのかどうか…。さりとて、大手メーカーで同等品を出すと倍以上の価格になりそう…。

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上海問屋 DN-12900


 ドスパラは、ハウジングに亜鉛合金を採用したカナル型イヤフォン「DN-12900」を5月18日より発売しました。直販サイトの上海問屋での直販価格は1,299円(税込)。

安価ながらも亜鉛合金製の金属ハウジングを採用したことが特徴。ガンメタリックカラーで曲線的なデザインも外見的な特徴。さらに、TPE素材で覆われたフラットタイプのケーブルを備えてることもあり、同社では「音質だけでなくスタイリッシュさにもこだわるユーザーにおすすめ。小物にも妥協しないセンスの良さをアピールできる」としています。

8mm径のダイナミック型ドライバーユニットを採用、再生周波数帯域は20Hz~20kHz、感度は98dB、インピーダンスは16Ω。

プラグはステレオミニで、ケーブルは1.2m。S/M/L3種類のサイズの交換用イヤー チップが付属。

低音とボーカルの聞こえやすさに優れることを目指した音作りをしたと謳っています。外観、内容ともに、上海問屋らしいコストパフォーマンスの高さを感じさせます。

レンジ的にはハイレゾには対応せず、音質もワイドレンジは志向していないようです。クラシック愛好家が使うとすれば、オペラやリートなどのボーカルものでしょうが、よりレンジを要求しないリートが向いているでしょうか。続きを読む

Wavelet Design OPUS1

opus1
zionote(株)は、新ブランド“Wavelet Design”より、特許技術の“ダイナミックBAドライバー”を搭載するイヤホン「OPUS1」を5月末に発売する予定と発表しました。現時点で国内価格は未定で、米ドル価格で300ドル前後を予定しているとのことです。

Wavelet Designはと、これまでに他社ブランドのイヤホン開発を専門に行ってきた会社で、今回発表のOPUS1が自社ブランド第一弾製品となります。型番の“OPUS”はクラシック音楽で「作品」の意味で使われる言葉で、OPUS1はWavelet Designの「作品第一番」を現す名称になります。

OPUS1の大きな特徴は、世界初という特許技術の“ダイナミックBAドライバー”を搭載すること。これは、1基のドライバーにムービングコイルとバランスド・アーマチュアを両方使用したハイブリッド方式のユニットで、分割振動の影響を受けるというビニールやPE素材のダイナミックドライバーと比較し、広い周波数帯域の振動において有利とのことで、これまでのBA型に比べて安定した振動が可能としています。

音質のコンセプトは「DF equalization」で、低音から高音まで広い周波数帯域にわたってフラットなサウンド特性を目指したとのことです。マスキングを起こさないレベルの量感と帯域幅を確保しつつ、自然な音色の再現を最大限に追求したとのこと。

そのために、製品開発目標にする周波数応答・target frequency responseを導きだし、実現するためにノズル直径チューニングと2個の音響スクリーン、そしてもう1つのチューニングパーツを使ったそうです。“ダイナミックBAドライバー”だけが売りではありません。

また、OPUS1はエンジニアの手作業によって製造されるとのことで、出荷までの間に各工程から最終組立後まで厳しい検査体制を敷いているとのことです。これによって生み出される高い品位感と信頼感も魅力と言えそうです。

さて、OPUS1という型番はクラシック愛好家にはピンと来る名前だと思います。ということは、このブランドはやはりクラシック音楽に向いた音質チューニングをしていると受け取っていいのでしょうか?

zionoteの紹介サイトでは、「ベートーベンの有名な交響曲第九番「合唱」作品125。OPUS125とされます。」と第九を引き合いに出してOPUSの説明をしていますので、クラシックでも第九のようなフルオーケストラと大規模な合唱を伴うようなダイナミックレンジと周波数特性の広い曲でもこのイヤホンはオーケーです、という意味にも取れそうです。

「低音から高音まで広い周波数帯域にわたってフラットなサウンドで、個性の強いサウンドではなく、誰が聴いても録音されている音源をストレートに再現するイヤフォン」とそのサウンドは表現されていて、これを見ると、モニターにも使えるような印象で、音楽ジャンルも選ばないようにも思えます。スペック上はBA1基的であって、ハイレゾに対応するのかも気になります。

Wavelet Designの作品番号はどこまで続くのか。まずは作品1の市場での反応が楽しみです。
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SONY XBA-A3


ソニーは、イヤホンの新モデルとして、新開発のバランスド・アーマチュアドライバーを採用するなどした「XBA-A1」「XBA-A2」「XBA-A3」の3モデルを10月24日より発売すると発表しました。

3機種とも、BAとダイナミックのハイブリッドドライバーを搭載したイヤホンで、“シンメトリックアーマチュア”とダイレクトドライブ構造による新開発のリニアドライブバランスド・アーマチュアを搭載。XBA-A3/A2の2モデルはハイレゾ対応モデルと銘打たれています。

ここでは3機種中最上位のXBA-A3を紹介。36,000円前後(税抜き)の実売予想。
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SONY XBA-Z5


ソニーはドイツ現地時間2014年9月3日にIFA2014プレスカンファレンスを開催し、新しい高級密閉型ヘッドホンMDR-Z7を発表しました。そして、なぜか同時には発表されませんでしたが、MDR-Z7のソニー・オフィシャルビデオを見ると、イヤホンの高級機の新機種・XBA-Z5なるものが発売予定であるとなっています。国内ニュースサイトではまだ未発表ですが、オフィシャル・ビデオなどを参考に、今わかる範囲でこの機種の情報もお伝えします。続きを読む

SONY XBA-100

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ソニーは、新開発のバランスドアーマチュアドライバーを一基搭載したカナル型イヤホン「XBA-100」を10月24日より発売すると発表しました。オープン価格で9,300円前後での実売が予想されます。続きを読む

SENNHEISER MOMENTUM In-Ear


ゼンハイザー(Sennheiser)は、ヘッドホンの「MOMENTUM On-Ear」や「MOMENTUM Over-Ear」に続くMOMENTUMシリーズの機種MOMENTUM In-Earを発表。しかもシリーズ初のイヤホンです。
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eme audio H-300

eme_h300_P
eme audioは、同社カナル型イヤホンのフラグシップモデルとなる3ウェイ・ハイブリッド型の「H-300」を8月1日に発売すると発表しました。価格は39,800円(税抜)。

ダイナミックドライバー1基+BA(バランスド・アーマチュア)ドライバー2基を搭載する3ウェイ構成のハイブリッド機。続きを読む

YAMAHA EPH-M200

EPH-M200_P
ヤマハは、新機構のβチタニウム音導管を搭載するダイナミック方式カナル型イヤホン「EPH-M200」を8月中旬に発売すると発表しました。
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Klipsch X10

フロンティアファクトリーは、販売を終了していた米Klipsch(クリプシュ)のシングルBA型カナルイヤホン「X10」を復刻させ、7月25日に発売すると発表しました。オープン価格で実売1.98万円程度の予想。続きを読む

KOSS Sparkplug

ティアック(株)は、KOSS社のイヤホン「KOSS Sparkplug」を7月下旬に発売すると発表しました。オープン価格で実売2,800円前後。続きを読む

TTPOD T1 


Wisetechは、中国「TTPOD」ブランドのイヤホンの取り扱いを開始、カナル型イヤホン「TTPOD T1」を6月24日より発売。オープン価格で、7,000円前後での実売が予想。続きを読む
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